港七福神
◆ 港七福神 ◆・・・
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●弁財天 (弁才天)
◆宝珠院
港区芝公園4−8−55
03-3431-0987
◆弁財天は、
元はインドの古代神話に登場するサラスバティというインダス川の神様です。サラスバティは「水を持つもの」と訳されます。したがって池や川など水のある所にまつられます。水の流れは、音楽やよどみないおしゃべりに結びつき、芸能の神様としても信仰されています。また弁財天は妙音天、美音天とも呼ばれることがあります。 姿は二臂(ひ)のものと八臂のものがあります。二臂の場合は琵琶を持つことが多く、八臂の場合は、宝珠・宝棒・宝箭(矢)・宝刀・宝弓などを持っています。持ち物は時代や彫刻家の考えによって多少異なるようです。二臂・八臂とは手の数のことです。姿にいろいろあるのは、宇賀神将の御利益(弁財を施す)が似ているため、混同されたのではないかと言われています。「才」の字を「財」に改めて、金運のご利益を中心にしたところもあります。 仏様の手を数えるときは臂(ひ)といいます。例えば顔が3つで手が6本のときは三面六臂といいます。
←港七福神めぐりのご朱印専用色紙と巡拝用の地図は各社寺にて配布しています。御朱印代は各社寺とも 300円です。
◆宝珠院は、
貞亨二年(1685)増上寺三十世霊玄上人が白蓮池に弁天堂を建立。同時に宝珠院を開創し、歴代住職をかねています。河川神ということで「川の流れのように淀みなく流れる」ことから、「弁説」「音楽」の才能の神として当初は弁才天と書いていたようですが後に財宝の財が好まれるようになりました。
また、宝珠院には、港区指定文化財の閻魔大王の像があります。この像は寄木作りで高さ2m、貞亨二年(1685)の作と言われています。右に司録、左に司命の二像を従えているのが特徴です。
←弁天堂、この御堂の右隣に閻魔堂
東京タワーの真下に木々に囲まれた宝珠院があります。都心であることを忘れさせるような弁天池、焔魔堂の閻魔大王の木彫りの像はその大きさにも驚きます。宝珠院の縁日は「お閻魔さま」と呼ばれて親しまれていました。
開運出世弁財天の由緒高札