◆ 麻布七不思議+α  ◆・・・

●逆さ銀杏

麻布山善福寺の境内にある大銀杏。貞永元年(1232)、親鸞上人が京都への旅の途中に立ち寄った記念に、持っていた杖を地にさしたところ枝葉が繁茂したという。その樹齢約750年の大銀杏は都内最古のものとして国の天然記念物にしていされている。(ちなみに二位は、雑司ヶ谷の鬼子母神前にある銀杏の木です。)
 

 
つらら状の枝(気根)が上から何本も垂れ下がっており、まるで根が上にあるようです。そこから「逆さ銀杏」とも言われます。

 また、善福寺一帯は、昭和20年5月5日の空襲の際に焼夷弾をうけ、本堂は全焼、イチョウも大きなダメージを受けましたが、今では本堂も再建され、逆さイチョウもこのように樹勢強く生い茂っています。 樹高約20m、幹周り10.4m。大正15年10月国の天然記念物に指定される。

 

 戦後60年経った今でも、このイチョウの幹には痛々しい焼け跡が炭化して残っています。↑     枝から垂れ下がった気根(乳根)↑

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◆逆さ銀杏の兄弟樹を見つけました

 大井山 光福寺 (品川区大井6−9−17) の大銀杏、高さ40m、幹囲6.4mがそれです。光福寺の創建は奈良時代末の延暦元年(782)で、当初は天台宗の薬王院神宮寺と称しました。鎌倉時代の元久年間(1204-06)に親鸞(1173-1262)門下の関東六老僧のひとり了海上人が、浄土真宗として光福寺と名を改めました。了海上人は善福寺の中興の祖で、上人生誕の地がこの「光福寺」だったのです。誕生の時、清泉が湧き出したので、これを大井と称し寺の名前も「大井山 光福寺」としたのだそうです。現在の「品川区大井」の地名はこの清泉に由来するものといわれています。
 本堂の手前左側に、推定樹齢800年、幹の周囲約6.4m、樹高40mという、品川区では最も古く大きな木があります。この銀杏の木が、了海上人が善福寺の「さかさイチョウ」の一枝を貰い受けて植えたものと伝えられています。幹や枝からは、多くの気根(乳根)が垂れ下がり、この樹皮を煎じて飲むと乳が出るようになるという伝説があるのも善福寺の逆さ銀杏と同じですね。明治時代までは東京湾に出漁する漁民の航行の目印になっていたそうです。

←光福寺山門

本堂脇の大銀杏 →

 

←気根(乳根)

 

品川区教育委員会の説明→

 

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