店舗面積は約18坪、席数は22席。厨房にはナポリから運ばれた大きな石窯を備え、白壁にはブドウや街並みのレリーフを施し、ピッツェリアのカジュアルな雰囲気でまとめた。
オーナーでソムリエの渡邉浩さんは、「サバティーニ」(港区)の支配人として約25年の経験があり、昨年12月までの5年間は「ヴェントマリーノ」(神奈川県大磯市)で活躍するも、レストランとして使っていた明治末期の洋館が重要文化財に指定されたため、閉店を余儀なくされた。
「ジャニコロ」ではピザに加え、永田農法で作られた野菜を窯で焼く「窯焼き料理」をメーンに展開。「インカのめざめ(ジャガイモ)」を使った「絶品!薪で焼いた窯焼きポテト」(840円)や「窯焼きしたボローニャ風ラザニア」(1,050円)などは「人気」だという。ピザは薄生地で、上にのせる具を楽しむのがローマスタイル。チーズと半熟卵、ルッコラがのる「ビスマルク」(1,470円)、しらすとトマト、ニンニク、アンチョビをのせる「ビアンケッティ」(1,575円)など15種をそろえる。パスタかピザを選び、窯焼きポテトが付くランチセットは1,050円。
ドリンクは、ワインの赤、白、それぞれ10種(グラス=630円〜、ボトル=3,675円〜)をそろえるが、メニューにない「隠しワイン」も用意するという。
「石窯でピザ以外を焼いて味わえる店はあまりない。永田農法の野菜は同じ野菜とは思えないほどおいしいので、ピザと共にぜひ味わってみてほしい」と渡邉さん。
営業時間は、ランチ=11時30分〜14時30分(ラストオーダー)、ディナー=18時〜22時30分(同)。