港七福神めぐりのご朱印の専用色紙と巡拝用の地図は各社寺にて配布しています。御朱印代は各社寺とも 300円です。 |
◆大黒天は、福徳や財宝を与える福の神ですが、原形は闇の神様です。大黒は梵語の摩訶迦羅 マハー・カーラ の訳で、マハーが大で、カーラが黒です。ヒンズー教ではシヴァ神の化身で、シヴァ神が世界を灰にする時、この姿になるとされています。また姿も七福神の大黒さまとはかなり異なり、恐ろしい姿をしています。曼荼羅の中に描かれている大黒天は後者に近い姿です。密教では自在天の化身です。
七福神の大黒さまは、狩衣のような服を着て頭巾をかぶり、右手に打出の小槌、左手に大きな袋を背負い、米俵の上に立っているのが一般的です。俵に乗っている由緒は
「毎日ご飯を供えてお参りすれば、一生食に不自由はさせない」というお告げが残され、米俵と結びついたようです。食堂や台所にまつられることが多く、そこから転じて お寺の婦人(僧侶の妻)を大黒さまと呼ぶこともあります。
また建物の中心となる太い柱を大黒柱と呼びますが、これは大黒さまが天・地・人を守る事から屋台骨を支えるものをこのように呼びます。神道では大国主命(おおくにぬしのみこと) と大黒天を結び付け、大国天とすることもあります。神社にまつられる七福神では大国天が多いようです。 |
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