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◆ 江戸時代から 地元に伝わる貴重な山車人形を保存するための NPO法人「麻布氷川江戸型山車保存会」が、2010年7月東京都からNPO法人として設立認可を受けました。これからの活動に大勢のみなさまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
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●毘沙門天
◆麻布 氷川神社 |
御祭神・・・素盞鳴尊(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)
末 社・・・應恭稲荷神社、高尾稲荷神社 |
港区元麻布1−4−23
Tel 03-3446-8796
Fax 03-3473-5631 |
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◆毘沙門天は、四天王および十二天の一人です。鎧を着ているところに特徴があり、多聞天とも呼ばれます。毘沙門は梵語の音写で、意味は多聞とか普聞と訳されます。すべてのことを一切聞きもらさない知恵者という意味です。単独の場合は毘沙門天、四天王の一人として呼ぶ時は多聞天と呼ばれるのが一般的です。また脇仏として吉祥天、善膩師童子(ぜんにしどうじ)が祀られたり、毘沙門天の妃といわれる吉祥天と一対で祀られます。 七福神の中では戦い・勝運の神さまです。四天王では須彌山(しゅみせん)の中腹に城を構えて北方を守り、いろいろな夜叉や使者を統率して、仏法を守護し福徳を授ける神さまです。 毘沙門天は姿は厳めしい鎧姿ですが、住んでいる城は経典によると七重欄楯、七重羅網、七重行樹とあり、蓮の華の香りがする絢爛豪華なお城だそうです。
←港七福神めぐり のご朱印専用色紙と巡拝用の地図は各社寺にて配布しています。御朱印代は各社寺とも 300円です。 |
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◆麻布 氷川神社は、朱雀天皇の御代938年 源経基 朝臣が勅命を受け、天慶の乱(平将門の乱)を平定するため東征した時 、武蔵国豊島郡谷盛庄浅布(むさしのくに としまぐん やもりのしょう
あざぶ)冠の松(現麻布一本松の地)に境内二千余坪を勧請したのがはじまりです。一本松の松の木をご神木とし、宮村町、宮下町、鳥居坂町等 、お社に関係する地名も広く存していました。源経基は文武に秀でた方で、鎌倉幕府の栄華を築いた清和源氏の祖です。江戸城を修築した太田道灌も氷川神社を厚く崇敬されましたことで、太田道灌勧請説(文明年間
・1469〜1485)もあります。 遠く富士山も眺望できる絶景の地で、多くの武将が鷹狩りの時などに立ち寄ったという高台の社でした。このような四方絶景の坂上の地でしたが、方位等の関係で万治二年(1659) お社は麻布一本松付近より現地にご遷座 しました。江戸時代以降も芝居や能が賑やかにとりおこなわれた江戸氷川七社の一社として、また麻布の総鎮守府として崇敬されて
きました。天保三年ご祭礼の催行様も江戸の粋をにぎやかに記しています。明治、大正時代を経て昭和の戦災に遭遇しましたが、宮神輿庫、神楽殿、手水舎は災禍を逃れて今に至っています。氏子区域(現在の元麻布、南麻布、西麻布と麻布十番、六本木、青山の一部)には多くの諸外国の大使館等があり、国際色豊かなお屋敷町のお社として広く崇敬されています。
◆セーラームーン ここはまた、アニメ・マンガの『美少女戦士 セーラームーン』にも出てきました。セーラーマーズこと火野レイが巫女をつとめる神社がここです。但し、作品の中では「火川神社」となっています。向かい側に安藤記念教会、アルゼンチン大使館 西町スクールがあります。 |
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  
← ↑ 本殿
末社 高尾稲荷 →
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↓ 手水舎 |
   |
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 
木陰でひっそり内緒話する狛犬
「本殿の後ろに変なビルができたねぇ」
「変なビルですね。Mビルだそうですよ、や〜ですね」
「ほんとにね、Mビルのバカ!」
こんな石像→ もありました。写真をクリックしてみてください。三猿が彫られていますよ。
ほら、聞こえてきませんか・・・、
「狛犬さん、そんなこと言っちゃだめですよ。あんな変なビル、見ざる聞かざる言わざる ですよ」 |
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◆ 神楽殿のある神社も少なくなりました。毎年秋祭りにはお神楽が行われます。 写真(右下)は秋の例祭で奉じられた「天孫降臨」です。 |
  |
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◇ 宮御輿
手前に立っている少年は身長175cmですから、鳳凰までの高さは3m以上 と思われます。千貫神輿といわれますから3750kg?
明治以後一度も出した事がない大きなお神輿と書いていましたが、最近になって地元本村町の町会に保存されている資料に、牛に引かれたお神輿の昭和10年の絵が残っていることがわかりました。普段は神輿蔵にしまわれていますが、例祭の時は公開されます。
昭和10年9月宮神輿渡御実況絵図 こちら
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餅つき大会ポスター |
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