１９５１年（昭和２６年 ）ころでしょうか、永坂（左）から三の橋（右）にかけての街並みです。左側の白く広い道路が工事が始まった今の感情３号線、左下で細くなっているところが鳥居坂下です。左、中央で広い通りが交差しているところが新一の橋、その左、永坂のところで工事が止まっています。中央上の大きな建物は三田の旧保険局、黒くＬ字に曲がっているのが古川です。十番辺りを拡大すると下の写真になります。

上の広い交差点が新一の橋、その右が一の橋交差点、パティオのところがそこだけ拡幅された変形の道路。網代公園は出来ていたのでしょうか。パティオの右下の角が我が家です。その下、大きな屋根が２つのように見えますから、麻布映画劇場、麻布中央劇場が出来ていたのかもしれません。これらの映画館が出来たのは １９５１年（昭和２６年１２月 ）ですから、もしそうだとしたらこの写真は２７年ごろということになります。上の方、黒くのびているのが古川です。古川から上､旧小山町は戦災をうけなかったのでしょうか、家並みが揃っています。下の写真は小山町付近です。

中央上､黒い交差点が一の橋、その右上半分黒いのが新一の橋の交差点です。半分白いのは、この先がまだ工事中で通れなかったからです。ビルは一つもありませんね。

戦後５０年、１９９５年１２月の航空写真です。街はビルばかり、高速道路がはしる一の橋インターチェンジ。